《大学院シリーズPart1》大学院に進学した理由と大学院入試について

キャリア

皆さん、こんにちは。

2021年4月から東北大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻教育政策科学コースに進学した髙田和希です。(明治学院大学法学部/2021年卒)


今回は、大学院進学について、明学ナビに目を通している皆さんにとって少しでも為になる記事を書かせて頂きます。

大学院に進学を決めた時期とその理由

僕が大学院への進学を決めたのは大学4年の夏です。大学院への進学を決めたきっかけは、NPO法人の主催による無料塾でのボランティア活動でした。

無料塾では、経済的理由で学習機会に恵まれない中学3年生の高校受験をサポートしていました。
この活動を通して、義務教育段階にもかかわらず十分な学習機会が保障されていないことに危機感を抱きましたけど、スマートフォンなどとりあえずのIT機器を持っていることからネットを通して無料塾の存在を知った子どもたちが集っていたので、ある意味まだ恵まれている方だと感じたんですよ。

 問題なのは、さらに酷い水準の下に立たされている子どもたち。それを想像すると、「彼らにまで行き届く無料塾でないと、本当の意味での教育格差の解消は実現できない」と思いました。
そこから、無料塾が学習意欲を持てない子どもたちにとっての受け皿になる為にどのような役割を果たすべきかを研究すること、および無料塾を彼らに周知するためにできることが何かという研究をしたいと思いましたね。ここで、「大学院へ進学して研究をすること」が僕の大学卒業後の進路となりました。

大学院入試について

大学院には、どうやったら行けるのか?

受験対策など、おそらく進学を検討している多くの人は気になっているでしょう。

まず初めに、大学院とはどういうところか。
ありきたりな言い回しですが、大学院とは、勉強ではなく「研究」する場所である、これに尽きますね。

さらに言うと、大学院は「孤独との戦い」になるんじゃないかって僕は解釈します。
というのも、大学は、確かにあらゆる学問を自らが専攻することになっていますけど、だいたいは概論の段階で終わるものが多く、専門性という色合いはそれほど強くないだろう、と思うんですよ。逆に、大学院は先ほども触れたように「研究」する場所ですから、学術的により専門性がある

それに、学部生のときより、高度な知識・専門性を求められますから、自主的に勉強と研究することが重要でしょう。これが「とりあえず単位を取れるくらいには勉強しよう」で済ませられる大学と大きく異なる点だと思いますよ。

大学院が孤独である理由


じゃあ、何で孤独なのかということですけど、これは院進学者の規模でしょうね。特に文系は少ないです。後は、精神的にもどうしても自分自身の戦いになると考えられること。

大学みたいに、空きコマを使ってスロットを打ちに行ったり、人狼をやったりして友達と屯する暇も場所もそうそうないでしょう(苦笑)。もちろん、同じ「研究者」が集まる中で、意気投合する相手もいるでしょうし、それはそれで立派なことなんですけどね。ただ、それも、やはり大学時代のような友達とはまた違った意味合いになるんじゃないですかね。

受験方法・方式

大学院への進学条件としては、4年制大学を卒業・卒業見込みであれば、系統の違いはあれども受験することは可能です(外国に居住の場合は別途受験者資格を得るための手続きが必要です。審査を経て認定されるようです)。

そして、系統としては、修士課程(大学院によっては博士前期課程ともいいます)と博士課程(これも博士後期課程と表記することもあります)に分かれます。修士は多くが2年(法科大学院など一部は3年)、博士がそこからさらに3年に渡り、カリキュラムを積んでいきます。そのどちらも、一般入試、推薦入試、外国人留学生入試、社会人入試の枠があります。次の項では、修士における入試方法について紹介します。

《一般入試》

一般入試は、大学卒業見込みの学生或いは卒業した人が対象のものです。研究科で多少異なるとは思いますが、基本的には、語学(多くが英語)と専門科目と面接を受けます。

《推薦入試》

推薦入試は、所属する大学の成績や、語学の成績で一定の基準を満たした場合、筆記試験をパスして面接のみの試験となります。評価基準は各大学院で異なるので、推薦を考えている人は、とにかく優れた成績であることに超したことはないでしょう。

《外国人留学生入試》

外国人留学生入試は、一般入試と似た形態ですが、語学は日本語受験です。

《社会人入試》

社会人入試は、筆記(小論文のみ)と面接、というケースや推薦入試と同様に、面接のみなど様々なケースがあります。

※なお、これらは、あくまでも一例なので、僕が受けていないところでは、また違う形態を取っている可能性が高いと思われます。また、博士課程(後期課程)は条件そのものが修士課程(前期課程)のそれと異なる可能性があります。

実際の試験について

試験自体がどんな感じかと言われると、これは何とも言えません。
少なくとも僕の経験上、語学(英語)は、和訳(該当箇所のみや全訳と多岐に渡る)や文章要約、一部、英作文もありました。

専門科目は基本的には、大学の期末試験にもあるような論述試験がオーソドックスです。
それ以外だと、用語説明の問題も出題されました。

これも、大学院ごとによって形態は様々だと思うので、必ず過去問を手に入れることが大事です。

試験対策については、詳しく説明すると長くなるので、次回の記事『大学院を目指す上で準備した方がいいこと』の中で紹介しますね。

では、また!

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